酒に呑まれると言うこと

〝飛ぶ鳥後を濁さず〟
辞世の句ならコレを選びたいものです。

そんな思いで、我々はもんじゃ屋のオーナーに『あんな事(過去ブログ参照)があったんだし、店は買わない!』と伝えるべく夕方店へと出発。
開店前の店をマジマジと見渡す…。
『コレが300万円?』
排水の設備が悪いせいか床から汚水が溢れ出す厨房。食品を貯蔵する為の冷蔵庫は家庭用の小さなタイプでもんじゃ屋だと言うのに料金未納の為、新曲のダウンロードは出来ないと表示されたカラオケが完備されている。
キャパ的には20名ちょいだろうか?
いけないとはわかりつつ契約する韓国料理屋と比べてしまうとため息が出た。

掃除を終え、開店準備を済ませるとオーナーが来た。二人して近所のファストフード店へと移動して、ここ最近の我々の行動を話し『買わない』意思を伝えた。

『う〜ん!兄貴の会社社長より杉本さん達に買って欲しかったんだよね〜!』
『いやいや!折角買う気でやってたのに…ややこしくしたのはオーナーでしょう!』
『う〜ん!ナオ店長が良かったのさ〜』
平行線…。
『実は、もう新しいお店見つけて契約するんですよ。』
『あ〜どうしよう…パニックだ…』
『給料も出てないんでキリのいい今月末で辞めますね。』
既読スルーw

週末と言う事もあるので一旦店に戻る事にしファストフードをあとにしました。

もんじゃ屋に戻るや否やカウンターで店の酒に手をつけ出すオーナー。
あっと言う間に合う島ざけがひと瓶空に!

『杉本さんちょっといい?』
『いいっすよ』
『もうもんじゃ屋に興味無いんでしょ!』
『え?どう言う事ですか?』
『俺さ杉本さんの事一切信用して無いからさ!』
『なんですと⁈』
私をカウンターに呼び愚痴りだすオーナー。

挙げ句の果てに酔ったらから帰ると言い出し店を後にしていくオーナー。
我々の言いたいことは伝わったのだろうか?
明日また話してみよう。

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